Money Flow

株連想ゲーム — お金の流れ予想

金利・為替・地政学のマクロ材料から「資金がどこへ流れるか」を連想。 次はどのセクター、どの株が上がるか、または下がるか具体的な銘柄を先回り予想します。

2026/9/28(月)

【株予想・10/13追記】史上最強級スーパーエルニーニョで資金はどこへ? いま効く海運・保険・LNGと、2027年に効く農業資材——恩恵と逆風をズバリ予想

【10/13 追記】公開から2週間、材料の答え合わせを先に書いておきます。 気象庁が10/9に出した監視速報で、9月の監視海域の海面水温は基準値より4.0℃高く、1997年12月の+3.6℃を超えて通年で過去最大になりました。冬まで続く確率は100%。NOAAも10/8に「10〜12月に史上最強級となる確率83%」と一段引き上げています。材料の強さは、記事を書いた時点より増しています。 一方で、外れたことも正直に。大西洋では10/8に今季初のハリケーン「イサイアス」が発生し(1905年と並ぶ最遅記録)、カテゴリー3まで発達して10/9〜10にフロリダ北西部へカテゴリー2で上陸しました。保険損害の見積もりは30〜60億ドル。「嵐が来ない」という前提は崩れた・・・のですが、損保株はむしろ上がっています。プログレッシブは+6.9%、ルネサンス・リーは年初来高値を更新。第3四半期は無傷で終わり、第4四半期の損失は吸収できる規模で、料率の軟化に歯止めがかかるという読みが勝ったようです👀 パナマ運河は小康状態です。9/28の通達で喫水は49フィートに戻り、通航枠も10/15から33隻に増えます。水不足そのものは続いていて、本番は2027年1〜4月の乾季——海運の連想は時期を後ろにずらして持ちます。 農産物は、価格に出ているのはコメ(前年比+58%)だけ。ココアは5,700ドル前後で高値圏の横ばい、コーヒーは前年比−26%とむしろ安い。減産は収穫期を過ぎてから数字になる、という当初の時間軸どおりで、2027年枠はまだ仕込みの時間帯です。 株価のほうは、日経平均が69,031円(10/9)まで4%上げて200日線を14%上回る強い地合い。海運は配当落ちをこなして横ばい、商社・INPEX・日本農薬は5〜10%下げて逆張りの買いゾーンに入ってきました。銘柄ごとの買いゾーンは下の各テーマで更新しています(日本株は10/9終値、米国株は10/12終値)。なお東京海上は10/1に1株→15株、日本ハムは1株→3株に分割され、コルテバは種子事業を「Vylor(VYLR)」として分離して作物保護の専業になりました。株価の桁が変わっているのはそのためです。 ——以下は9/28公開時の本文です—— 今週のマクロ材料から見ていきましょう。 地合いはまず悪くありません。日経平均は9/25の終値で66,364円、200日線(59,881円)を1割以上も上回る上昇トレンドの真ん中にいます。S&P500も7,743と200日線の上。順張りが機能する地合いは、まだ続いていると見ています📈 ただし今週は、9/28(月)が9月配当の権利付き最終日、9/29(火)が配当落ち日です。海運・商社・損保・資源といった高配当の銘柄は、火曜の朝に配当分だけ理論的に安く始まる——ここは覚えておきたい癖ですね。週後半は10/1(木)の日銀短観と米ISM製造業、10/2(金)の米雇用統計が控えます。 そして今週、私がいちばん腰を据えて考えたいのが「スーパーエルニーニョ」です。 気象庁の監視速報によれば、8月のエルニーニョ監視海域の海面水温は基準値より3.4℃も高く、あの1997年(+3.0℃)を上回る8月としての過去最高。米NOAAは秋冬に「very strong」となる確率を90%超、10〜12月に1950年以降で史上最強となる確率を75%と見ています。ピークは11月から来年1月、春まで続く見通しです。 これは「異常気象のニュースが増えるね」で終わる話ではありません。すでに市場は動いています。ココアは2月から7割超上昇、タイ米は過去最高値圏。パナマ運河は水不足で9/3から喫水47.5フィートに制限され、船社がアジア〜米東岸でサーチャージを取り始めました。そして大西洋のハリケーンは、9月下旬になっても一つも発生していない——衛星観測時代で最も遅い記録です👀 日本の天候も整理しておきます。夏は冷夏ではなく猛暑でした。気象庁の9/18の寒候期予報は全国的な暖冬。ただ、日本海の海水温が高いぶん、寒気が入ったときの日本海側のドカ雪と、南岸低気圧のリスクは残ります。 一つだけ、専門家の見立てで頭に入れておきたい数字があります。農産物の減産は気候のピークから6〜12か月遅れて表に出る。野村の分析でも、物価経由の影響は1年半ほど遅れる。つまり、この現象には「いま効く話」と「2027年に効く話」の二つの時間軸がある——ここが今回の連想の背骨になります。

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2026/7/27(月)

【株予想】FOMC×巨大テック決算ラッシュの週、AI"設備投資"警戒で資金はどこへ流れる?

まず、今週は「イベントが数時間に凝縮する」特別な一週間だと見ています。 主役はなんといっても、7/29(水)のFOMCと、そこに重なる巨大テックの決算ラッシュ。マイクロソフトとメタが同じ29日の引け後、翌30日にはアップルとアマゾンが控えています。金融政策とAIの本丸決算が、ほぼ同時に出てくる・・・これは身構えますよね👀 しかも先週は、そのAIに冷や水が浴びせられました。アルファベットとテスラの決算で「AI設備投資コストの膨張」が嫌気され、ナスダックと半導体(SOX)に重しがかかっています。稼ぐ前に、まず莫大なお金が出ていく——市場はそこに神経を尖らせ始めました。 もっとも、週明けは少し空気が緩んでいます。イラン情勢がひとまず一服(米が二夜連続で攻撃を見送り)して、原油が反落(Brentは90ドル割れ)。月曜朝のナスダック先物は+1%と、安堵の買いが先行しました。 米国株の水準を確認すると、S&P500は7,450前後。金曜はイラン警戒と半導体売りで小動きに終わり、AI相場の勢いはいったん踊り場です。 日本に目を移すと、日経平均は6万4千〜6万5千円で神経質な値動き。週間では6.2万〜6.7万円くらいのレンジ感でしょうか。ドル円は163〜164円と、38〜40年ぶりの円安圏で、いよいよ為替介入への警戒が跳ね上がっています。日銀は7/31(金)の会合で据え置き見込み(政策金利は1.00%)。FOMCもタカ派据え置きが本線ですが、しつこいインフレで利上げ確率が3割強まで織り込まれ、ウォーシュ議長の会見に全神経が集まります🔥

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2026/7/13(月)

【株予想】イラン再燃×原油高、7/14 米CPIが試金石 — 最高値圏の米国株、お金はどこへ流れる?

まず、今週の主役はこの2つだと見ています。 1つは、イラン情勢の再燃です。米・イランの停戦が事実上崩れ、ホルムズ海峡を巡る緊張から原油が急伸——WTIは一時72ドル台へ、Brentは77ドル台まで跳ねました。足元でもWTIは74ドル前後で高止まり。エネルギー高は、そのままインフレの火種になります🔥 そしてもう1つが、その最初の答え合わせとなる7/14(火)の米6月CPIです。前回5月が前年比+4.2%とまだ高止まりしていて、しかも今回は原油高が乗ってくる・・・ここが今週いちばんの山場ですね👀 それでも不思議なもので、米国株は最高値圏を保っています。S&P500は7,575、ナスダックは26,282、半導体のSOXも12,967と、AI相場の底力はまだ健在。ただFRBは7月末の会合こそ据え置き見込みでも、9月以降の追加利上げ観測がじわり強まっていて、利下げはほとんど織り込まれていません。「higher for longer」がいよいよ本気の局面です。 日本に目を移すと、日経平均は先週の66,819円からの下げを取り戻して68,866円まで回復。ドル円は162円と38年ぶりの円安圏で、ゴールドマンは先週、12カ月見通しを165円へ引き上げてきました。日銀は6月に政策金利を1.00%へ——1995年以来の水準まで上げましたが、次の一手は年末が有力で、当面は円安地合いが続きやすいと見ています。

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2026/7/6(月)

【株予想】円安160円×ハイテク高値警戒 — 週明けのお金はどこへ流れる?

まず、今の相場を動かしている最大の材料は2つ。 1つは、ドル円が160円台前半——38年ぶりの円安圏で高止まりしていること!日銀は6月に政策金利を1.00%へ引き上げたけど、次の一手は12月が有力視されていて、当面は日米金利差から円安が続きやすい地合いです。 もう1つは、先週末に米SOX(半導体指数)が急落して、日経平均が7万円手前から2.47%安の68,733円までズドンと反落したこと😱 NVIDIAの決算ではAI需要の底堅さ(データセンター前年比+69%)が確認されてるんですが、短期は高値警戒の利益確定売りが優勢・・・ちょっと嫌なムードですね。

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