【株予想】円安160円×ハイテク高値警戒 — 週明けのお金はどこへ流れる?

イナゴ投資家いっちんが今の情勢から上がる株、下がる株を予想します。

まずは今週のマクロ材料から見ていきましょう

まず、今の相場を動かしている最大の材料は2つ。

1つは、ドル円が160円台前半——38年ぶりの円安圏で高止まりしていること!日銀は6月に政策金利を1.00%へ引き上げたけど、次の一手は12月が有力視されていて、当面は日米金利差から円安が続きやすい地合いです。

もう1つは、先週末に米SOX(半導体指数)が急落して、日経平均が7万円手前から2.47%安の68,733円までズドンと反落したこと😱 NVIDIAの決算ではAI需要の底堅さ(データセンター前年比+69%)が確認されてるんですが、短期は高値警戒の利益確定売りが優勢・・・ちょっと嫌なムードですね。

気になったニュースをいくつか

  • 外為どっとコム

    S&P500は高値圏で綱引き、関税・FOMCに神経質

    強気相場の継続か高値調整かで見方が割れている。関税を巡るヘッドラインと金利見通しの変化が上値を抑える材料になり得る、との観測。

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  • 野村證券

    日経平均の年末見通しを上方修正、ただし足元はハイテク調整

    AI・半導体の好業績を織り込み中期は強気。一方、先週末は米SOX急落を受け、短期は利益確定売りが優勢に。

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  • 第一生命経済研究所

    日銀、6月に政策金利1.00%へ利上げ。次は12月が有力

    追加利上げ路線ではあるが、当面は日米金利差からドル円は160円台の円安地合いが続きやすい。

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今週の重要日程(指標・決算・IPO)

その週に何が起きるかで、動くか休むかが変わります。私が気にしている予定はこのあたりです。

  • 7/7イベントSpaceXがNASDAQ100に採用(大型グロースの需給に変化)
  • 7月中旬指標米CPI(消費者物価)※正確な発表日は経済カレンダーで要確認
  • 7月中旬決算米大手銀行の決算スタート(JPモルガン等)
  • 7/22決算テスラ 決算
  • 7/28決算アルファベット(Google) 決算
  • 7/29決算メタ 決算
  • 7/30決算アマゾン・アップル 決算
  • 7月下旬指標FOMC(米金融政策)※日程は要確認
  • 7月内IPO日本の新規上場は4社予定。2026年はGO・ポケトーク・スマートニュース等が注目

ここからお金の流れを連想してみます

さて、ここからが連想の本番です👀

相場のお金って、消えてなくなるわけじゃない。ある場所から抜けたお金は、必ず別のどこかへ移っていくんですよね。

今回で言えば、金利上昇と高値警戒で、ハイテク・グロースや、金利に弱い不動産からお金が抜けやすい。じゃあ、その逃げたお金はどこへ向かうのか・・・?

円安で潤う輸出やインバウンド、そして利ざやが広がる金融——このあたりが受け皿になりそうです。金利・為替・地政学の3つの入口から、お金の流れを追ってみましょう🔥

金融覇権

ドル円160円台・38年ぶり円安圏(日米金利差)日銀の次の利上げは12月が有力で当面は円安地合い円安進行輸出企業の採算改善・訪日需要増輸出株・インバウンド関連に追い風/輸入・燃料多消費はコスト増で逆風

AI・半導体

米SOX急落でハイテクに利益確定売り、一方NVIDIAはAI需要底堅い短期は高値警戒で半導体・グロースに逆風ただしAI設備投資は継続半導体製造装置・素材は中期で恩恵(日本の強み)電力・冷却インフラまで波及

金利・財政

日銀は6月に政策金利1.00%へ、追加利上げ路線銀行・保険の利ざや拡大期待メガバンク・地銀・保険に追い風一方で住宅ローン金利上昇観測不動産・REITには逆風

まずはアメリカ株の見立て

日本株はアメリカ株の値動きに大きく左右されます。そこで、親であるアメリカ株から見ていきます。

上がりそうな米国テーマ・銘柄

AI・半導体(相場の牽引役)

AI設備投資は継続。決算・ガイダンスが強ければ相場全体を押し上げる本丸。

メガテック決算(7月下旬)

GAFAMの決算が相場の方向を左右。AI収益化への期待が先行。

下がりそうな米国テーマ・銘柄

高PERグロース・関税敏感株(短期の高値警戒)

S&P500・ナスダックが高値圏。関税ヘッドラインと金利見通しで調整が入りやすい。

そして日本株の注目テーマ・銘柄

その流れを受けて、私が今週注目する日本株のテーマと銘柄がこちらです。まずは資金が集まりそうな「上がりそうなテーマ」から見ていきます。

上がりそうなテーマ・銘柄

輸出(自動車・機械)

円安の採算改善が続きやすい。ドル建て収益の円換算メリット。

メガバンク・金融

日銀の利上げ路線で利ざや拡大期待。金利上昇局面の王道。

インバウンド(訪日消費)

円安で訪日客の割安感が続き、旅行・小売・空運に追い風。

半導体 装置・素材(押し目・中期)

短期は調整でも、AI設備投資の継続で中期は恩恵。どのメーカーが勝っても日本の装置・素材は潤う構造。

防衛・エネルギー(地政学ヘッジ)

中東情勢など地政学リスクの高まりは、防衛・資源・エネルギーの追い風。

下がりそうなテーマ・銘柄

グロース・ハイテク(短期)

米SOX急落と金利高止まりで、高PER銘柄は短期的に利益確定売りが出やすい。

不動産・REIT

日銀の追加利上げ観測で金利上昇。住宅ローン負担増と利回り面で逆風。

電力・輸入コスト増の内需

円安で燃料・輸入コストが増える業種は採算悪化。ただしAI電力需要とは綱引き。

私の見立て

私なら来週は「円安×金利上昇」を軸に置きます。

輸出と金融のコアはホールド。半導体は・・・飛びついて高値を掴むより、装置・素材の押し目を分割で拾いたいところですね。

SOXの下げ止まりを確認できたら、そこからハイテクの買い戻しへ素早く切り替えるつもりです。頭と尻尾はくれてやるくらいの気持ちで、ちょうどいいと思ってます😉

最後に、リスクと注意点

もっとも、この連想は「円安継続」と「米金利の高止まり」が前提・・・

市場はFRBの年内2回利下げを織り込みつつあって、もしドル安・円高に振れたら、輸出・金融の追い風は一気に弱まります。逆にハイテク・不動産へお金が戻る逆回転だってあり得る。

私自身、中東情勢の急変や、日銀の前倒し利上げ観測には注意したいですね👀