どんな会社か

ispace(アイスペース)は、月面開発事業に取り組む日本発の宇宙ベンチャー企業です。2023年4月に東証グロース市場へ上場しました。日本・米国・欧州の3拠点で事業を展開し、民間企業による月面への物資輸送や探査ビジネスの実現を目指しています。

主な事業・製品

独自開発の月着陸船(ランダー)や月面探査車(ローバー)を用いて、顧客の荷物(ペイロード)を月へ運ぶ「ペイロードサービス」が主力事業です。また、月面で収集したデータを顧客に提供する「データサービス」や、協業企業にコンテンツ利用権などを提供する「パートナーシップサービス」も展開しています。

業界での立ち位置・強み

民間による月面探査プログラム「HAKUTO-R」を主導し、世界の宇宙ビジネスを牽引する存在として注目されています。2023年のミッション1、2025年のミッション2では月面着陸に挑戦し、貴重な飛行データや運用ノウハウを蓄積しました。NASAの商業月面輸送サービス(CLPS)関連プロジェクトに参画するなど、国際的な実績も築いています。

注目されるテーマ・材料

「宇宙ビジネス」「月面開発」といったテーマの代表的な銘柄です。経済産業省の「宇宙戦略基金」に採択されるなど、国策としての宇宙産業育成の恩恵を受ける立ち位置にあります。今後は、米国法人が主導する大型ランダーを用いた「ミッション3」の開発進捗や、新たな輸送案件の受注状況などが市場の関心を集めやすい材料となります。