どんな会社か
さいか屋は、神奈川県を地盤とする老舗の百貨店です。1867年に創業した呉服店をルーツに持ち、長年にわたり地域に密着した営業を続けてきました。現在は、健康食品や化粧品の受託製造を手がけるAFC-HDアムスライフサイエンスの連結子会社となっています。
主な事業・製品
藤沢市と横須賀市にある百貨店を中核店舗として運営しています。また、川崎市にはサテライト型の小型店舗を展開しているほか、子会社を通じて時計や宝石、貴金属製品の卸売業も行っています。近年は自社売り場だけでなく、外部テナントを積極的に導入する構造改革を進めています。
業界での立ち位置・強み
神奈川県内の主要都市において、長年培ってきた知名度と地域住民からの信頼が最大の強みです。一方で、消費環境の変化により百貨店業界全体が厳しい状況にある中、同社も業績面で苦戦が続いていました。2021年にAFC-HDアムスライフサイエンスの傘下に入ったことで、経営再建と新たな百貨店像の構築を目指しています。
注目されるテーマ・材料
2026年9月、東証スタンダード市場の上場維持基準に抵触したことで監理銘柄に指定されました。これを受け、親会社のAFC-HDアムスライフサイエンスは、仮に上場廃止となった場合には株式交換によってさいか屋を完全子会社化する方針を発表しています。今後の資本政策の行方や、親会社との連携による事業立て直しの進捗が大きな注目を集めています。