どんな会社か
1950年に創業した、埼玉県さいたま市に本社を置く総合光学メーカーです。カメラ用のレンズ研磨加工からスタートし、現在では製品の企画から設計、製造、販売までを自社で一貫して手がけています。日本国内だけでなく、中国やベトナムにも生産拠点を持ち、グローバルに事業を展開しています。
主な事業・製品
売上の約7割を占める主力事業は、一眼レフカメラやミラーレスカメラ向けの交換レンズの製造です。自社ブランド製品の展開に加え、他社カメラメーカーからの受託製造(OEM)も行っています。また、防犯などに使われる監視カメラ用レンズや、自動車の安全運転支援システム向けの車載カメラ用レンズ、医療用レンズなども製造しています。
業界での立ち位置・強み
カメラ用交換レンズの専業メーカーとして、世界トップクラスのシェアを誇ります。特に、広角から望遠まで1本で対応できる「高倍率ズームレンズ」の開発に定評があり、高い性能と手頃な価格を両立させているのが強みです。長年培ってきた光学技術を、写真以外の産業用や車載用といった成長分野に応用できる技術力も高く評価されています。
注目されるテーマ・材料
自動車の自動運転化に伴う車載カメラの需要増加や、セキュリティ意識の高まりによる監視カメラ市場の拡大が、中長期的な成長テーマとして注目されやすい銘柄です。また、2026年7月には大株主であるソニーグループから買収提案を受けたことが報じられ、市場の大きな関心を集めました。物言う株主(アクティビスト)が大株主に名を連ねていることもあり、今後の企業動向が注視されています。