どんな会社か
松尾電機は、1949年に設立された大阪府豊中市に本社を置く老舗の電子部品メーカーです。「NCC」というブランド名で知られ、長年にわたり電子機器に欠かせない部品を開発・製造しています。
主な事業・製品
主力製品は、電気を蓄えたり放出したりして電圧を安定させる「タンタルコンデンサ」と、異常な電流から電子回路を守る「回路保護素子(電流ヒューズ)」です。これらの部品は、自動車の制御システムや情報通信機器、さらには宇宙開発機器など、幅広い分野で使われています。
業界での立ち位置・強み
タンタルコンデンサの分野では国内のパイオニア的存在であり、高いシェアを誇ります。特に自動車向けに強みを持ち、大手自動車部品メーカーへの納入実績が豊富です。また、過酷な環境に耐えうる高い品質管理体制を築いており、JAXA(宇宙航空研究開発機構)に認定されたコンデンサを製造していることも大きな強みです。
注目されるテーマ・材料
自動車の電動化(EV)や自動運転技術の進展に伴い、車載向け電子部品の需要拡大が注目されています。また、AIサーバー向けに需要が高まる高性能なコンデンサの増産にも取り組んでおり、先端技術を裏方として支える企業として関心を集めやすい銘柄です。さらに、人工衛星などに部品を供給していることから、宇宙関連というテーマ性も持ち合わせています。