どんな会社か
1961年に創業し、かつてはカセットテープや乾電池などの一般消費者向け製品で世界的な知名度を誇った電気機器メーカーです。現在は企業向け(BtoB)事業へ大きく舵を切っており、自動車や医療、産業機器などを裏側から支える部品メーカーとして事業を展開しています。
主な事業・製品
主力は「エネルギー」「機能性部材料」「光学・システム」の3分野です。エネルギー分野では医療機器や車載向けの小型電池を展開し、機能性部材料では半導体製造用の粘着テープなどを手掛けています。また、光学分野では車載用のLEDヘッドランプレンズなどを製造しています。
業界での立ち位置・強み
創業期から培ってきた「混合分散(まぜる)」「精密塗布(ぬる)」「高精度成形(かためる)」という3つの「アナログコア技術」が最大の強みです。これらの技術はデジタルだけでは再現が難しく、極めて高い安全性と信頼性が求められる医療用機器や自動車部品などの領域で、他社との差別化を図っています。
注目されるテーマ・材料
次世代の蓄電池として期待される「全固体電池」の分野で先行しており、産業用ロボット向けなどで既に量産・出荷を開始している点が大きな注目を集めています。また、他社からの小型電池事業の譲受や、汎用品からの撤退といった事業の選択と集中を進めており、収益構造の変革も市場の関心事となっています。