どんな会社か
ダイジェット工業は、1938年に創業した大阪に本社を置く超硬工具の専業メーカーです。タングステン原料の取り扱いからスタートし、現在では東証スタンダード市場に上場しています。自動車、航空機、エネルギー産業など、世界のモノづくりを根底から支える企業です。
主な事業・製品
金属を削るための「切削工具」や「耐摩耗工具」の製造・販売を主力としています。具体的には、非常に硬い素材の加工に使われる超硬ドリルや超硬エンドミル、フライスカッターなどを提供しています。また、自動車部品などの鍛造金型の製造も手掛けています。
業界での立ち位置・強み
最大の強みは、原料の粉末から超硬合金の素材を開発し、最終的な工具の設計・製造までをすべて自社で行う「一貫生産体制」です。独自の素材開発により、高精度かつ長寿命な工具を生み出しており、他社には真似しにくい品質を実現しています。また、熟練職人の技を機械化する直彫り加工技術など、現場の生産性向上にも貢献しています。
注目されるテーマ・材料
株式市場では「超硬工具」「工作機械」といったテーマのほか、原料であるタングステンに関連して「レアメタル」関連銘柄として注目されることがあります。また、自動車や航空機産業の設備投資動向が業績に影響を与えやすい傾向にあります。近年は株主還元にも注力しており、業績に応じた増配などの発表が材料視されることもあります。