どんな会社か
1913年に創業した、100年以上の歴史を持つ老舗の工業用セラミックスメーカーです。大阪府堺市に本社を構え、旧社名は「日本化学陶業」といいます。長年培った独自の製造技術をもとに、現代の最先端産業を「裏方」として支える事業を展開しています。
主な事業・製品
事業は大きく分けて「セラミックス事業」と「エンジニアリング事業」の2本柱です。主力製品は、極小サイズの球体である「ジルコニアボール」などの耐摩耗セラミックスです。そのほか、高温での熱処理に使われる容器やチューブ、電気炉などの加熱装置、温度センサーなども製造・販売しています。
業界での立ち位置・強み
主力のジルコニアボールは、スマートフォンや自動車に使われる「積層セラミックコンデンサ(MLCC)」という電子部品の材料を、均一かつ微細に粉砕する工程で使われます。この分野で高いシェアを持ち、国内の大手電子部品メーカーを顧客に抱えているのが最大の強みです。また、多品種少量生産やオーダーメイドに柔軟に対応できる生産体制も評価されています。
注目されるテーマ・材料
主力製品の需要が電子部品の生産動向に直結するため、スマートフォンやEV(電気自動車)、AI・データセンター向けサーバーなどの普及拡大が業績の追い風として意識されます。また、次世代電池として期待される「全固体電池」向けの熱処理用道具材なども開発しており、関連テーマとして株式市場で注目を集めることがあります。