どんな会社か
大阪大学大学院医学系研究科の研究成果を実用化するため、2013年に設立された大学発の創薬バイオベンチャーです。アミノ酸が結合した「機能性ペプチド」という物質を活用し、新しい医薬品や化粧品原料の研究開発を行っています。
主な事業・製品
主力は、患者の体内で特定の病気に効く抗体を作らせる「抗体誘導ペプチド(ペプチドワクチン)」の開発です。現在は、皮膚潰瘍の治療薬候補である「SR-0379」や、花粉症向けのアレルギーワクチン候補「FPP004X」などの臨床試験を進めています。
業界での立ち位置・強み
高額になりがちな抗体医薬品の代替として期待される、独自のペプチド創薬プラットフォーム技術を持っている点が強みです。自社で製造販売までは行わず、塩野義製薬などの大手製薬企業と提携し、開発の進捗に応じたマイルストーン収入やライセンス収入を得るビジネスモデルを構築しています。
注目されるテーマ・材料
開発中の新薬候補における臨床試験(治験)の進捗や結果報告、新たな製薬企業との提携発表などが主な注目材料となります。また、注射剤に代わる「経皮吸収型製剤(皮膚から薬を浸透させる技術)」の共同研究を他社と開始するなど、患者の負担を減らす次世代技術への展開もテーマとして関心を集めています。