どんな会社か

2005年に理化学研究所の研究成果を元に設立された、東証グロース市場上場のバイオベンチャー企業です。「医療のアンメットニーズに創薬の光を」をミッションに掲げ、がんや自己免疫疾患などの治療に向けた抗体医薬品の研究開発に取り組んでいます。高度な研究開発力を背景に、次世代の医療に貢献することを目指しています。

主な事業・製品

自社で新薬候補を開発し、製薬企業に開発・販売権を譲渡(ライセンスアウト)して契約金やロイヤルティを得る「創薬事業」が主力です。また、大手製薬企業などから抗体の作製やタンパク質の調製を受託する「創薬支援事業」も展開しています。近年は他社と連携し、バイオシミラー(バイオ後続品)の開発・製造事業にも参入し、事業領域を広げています。

業界での立ち位置・強み

「ADLibシステム」という独自の抗体作製技術をはじめ、複数の高度な技術プラットフォームを保有しているのが最大の強みです。これにより、従来の手法では取得が難しかった標的に対しても、有効な抗体を作り出すことができます。受託ビジネスである創薬支援事業で安定的な収益基盤を確保しつつ、自社創薬で大きな成長を狙うハイブリッドなビジネスモデルを構築しています。

注目されるテーマ・材料

開発中の新薬候補に関する臨床試験の進捗や、製薬企業との新たなライセンス契約の締結が、事業の成長を占う上で注目されやすい材料です。また、2026年9月にはデータ解析企業のFRONTEOと「AI創薬」に関する共同研究を開始したと発表し、大きな関心を集めました。AI技術と独自の抗体作製技術を掛け合わせることで、新薬開発のスピードや成功確率が向上するかどうかが今後のテーマとなります。