どんな会社か
Finatextホールディングスは、「金融を“サービス”として再発明する」をミッションに掲げる日本のフィンテック企業です。2013年に創業し、2021年に東証マザーズ(現グロース市場)へ上場しました。金融機関や一般の事業会社が、より手軽かつ柔軟に金融サービスを提供できるよう、クラウドベースのシステム基盤やデータ解析ソリューションを展開しています。
主な事業・製品
主に3つの事業を柱としています。「金融インフラストラクチャ事業」では、証券や保険の基幹システムをクラウド上のSaaSとして提供しています。「ビッグデータ解析事業」では、POSデータやクレジットカードの決済履歴といった「オルタナティブデータ」を解析し、機関投資家や官公庁向けに提供しています。また、祖業である「フィンテックソリューション事業」では、金融機関向けのアプリ開発やDX支援を行っています。
業界での立ち位置・強み
自らを「金融版のAWS」と位置づけ、レガシーなシステムが多い金融業界において、モダンなクラウド技術を用いた次世代インフラを提供しているのが特徴です。また、グループ内で証券や保険などの金融ライセンスを保有していることも大きな強みです。これにより、システム開発にとどまらず、非金融事業者が自社サービスに金融機能を組み込む「エンベデッドファイナンス(組込型金融)」を実務面から強力にサポートできます。
注目されるテーマ・材料
株式市場では「フィンテック」「金融DX」「エンベデッドファイナンス」といったテーマで注目を集めやすい銘柄です。また、ビッグデータを扱う企業として「オルタナティブデータ」関連としても認識されています。近年は生成AIを活用した保険査定の自動化モデル構築など、金融業務へのAI実装にも注力しており、「AI関連」のニュースが株価の材料となることもあります。