どんな会社か

1912年に岐阜県大垣市で「揖斐川電力」として水力発電事業からスタートした、100年以上の歴史を持つ老舗企業です。時代の変化に合わせて事業を転換し、現在は電子部品とセラミック製品を主力とする技術開発型企業へと進化を遂げています。祖業である水力発電所を現在も自社で保有し、クリーンエネルギーをものづくりに活用している点も特徴です。

主な事業・製品

主力は「電子事業」と「セラミック事業」の2本柱です。電子事業では、パソコンやデータセンターのサーバーに使われる「ICパッケージ基板」(半導体チップを保護し、マザーボードと繋ぐ微細な部品)を製造しています。セラミック事業では、ディーゼル車の排気ガスを浄化するフィルター(DPF)や、半導体製造装置向けの特殊炭素製品などを手がけています。

業界での立ち位置・強み

パソコンやサーバー向けのICパッケージ基板において、世界トップクラスのシェアを誇ります。インテルやNVIDIAといった世界的な半導体大手企業を顧客に持ち、最先端の技術開発を共同で進められる強固な関係性が強みです。また、自動車向けのDPFでも高い世界シェアを有しており、グローバル市場で確固たる地位を築いています。

注目されるテーマ・材料

株式市場では「生成AI」や「半導体(後工程)」の関連銘柄として高い注目を集めています。生成AIの普及に伴い、膨大なデータを処理するAIサーバー向けの高性能なパッケージ基板の需要が急増しているためです。会社側もこの需要を取り込むために巨額の設備投資を進めており、AI市場の拡大が同社の業績を牽引するテーマとして意識されやすい傾向にあります。