どんな会社か

シリコンスタジオは、1999年に設立されたリアルタイム3DCG技術のプロフェッショナル集団です。かつては自社でゲーム開発も手掛けていましたが、現在はゲーム会社や映像制作会社を技術面から支える「黒子」としての役割に特化しています。2015年に上場し、現在は東証スタンダード市場に属しています。

主な事業・製品

事業は大きく2つの柱から成り立っています。1つ目は「開発推進・支援事業」で、光の表現やレンズのぼけ味などをリアルに再現するミドルウェア(ソフトウェアの部品)「YEBIS(エビス)」などを世界中のゲームメーカーに提供しています。2つ目は「人材事業」で、ゲームや映像業界に特化したエンジニアやデザイナーの派遣・紹介を行っています。

業界での立ち位置・強み

CG黎明期から培ってきた高度なグラフィックス技術と、ゲームエンジン(UnityやUnreal Engineなど)を扱うノウハウが最大の強みです。単に美しい映像を作るだけでなく、システムと連携させた開発を得意としており、国内外の大ヒットゲームで同社の技術が多数採用されています。エンジニアとデザイナー両方の視点を持つ専門人材を抱えている点も他社にはない特徴です。

注目されるテーマ・材料

近年はゲーム業界の枠を超え、製造業や建設業などの「産業DX」分野で注目を集めています。現実空間を仮想空間に再現する「デジタルツイン」やメタバース、自動運転AIの学習用シミュレーション環境の構築など、非エンタメ領域への技術提供が拡大しています。最先端の3D技術が社会課題の解決や次世代産業の基盤に直結するため、これらの分野での企業連携などが話題になりやすいテーマ性を秘めています。