どんな会社か
2000年に設立された、独自のアルゴリズムを強みとする研究開発型のIT企業です。東京大学客員教授が中心となって開発した数学的手法「DMNA」を中核技術としています。この技術をベースに、デジタル機器向けの画像や音声の処理技術を国内外のメーカーに提供しています。
主な事業・製品
映像や音声のデータを効率よく圧縮・伸張するソフトウェアやハードウェアの設計データ(IP)をライセンス提供する事業が主力です。また、不鮮明な映像をクリアにする映像鮮明化アプリ「LucidEye」や、リアルタイムの音源分離ソフトなどの自社製品も展開しています。顧客の用途に合わせたシステム構築などのソリューション事業も行っています。
業界での立ち位置・強み
独自のアルゴリズムにより、「高圧縮・高画質・低消費電力・低遅延」を同時に実現できる点が最大の強みです。一般的な処理と比べてコンピューターへの負荷を劇的に減らせるため、スマートフォンやデジタル家電に広く採用されてきました。現在では防犯カメラや車載カメラ、医療現場の映像伝送など、高いリアルタイム性が求められる産業分野で存在感を示しています。
注目されるテーマ・材料
AIによる画像認識の精度向上や、重機の遠隔操縦、監視カメラの高度化といった先端的なテーマで注目を集めやすい事業内容です。なお、2026年9月に電子機器メーカーのアバールデータと株式交換契約を締結し、完全子会社化されることが発表されました。これに伴い、同社の株式は上場廃止となる予定です。