どんな会社か

1978年に安川電機の情報処理部門から独立して創業したIT企業です。2019年に旧社名の「安川情報システム」から現在の「YE DIGITAL」へと社名を変更しました。福岡県北九州市に本社を置き、安川電機の持分法適用会社として製造業や物流業向けのシステム開発を幅広く手掛けています。

主な事業・製品

主力は、クラウドやAIを活用した「IoTソリューション」と、企業の基幹システムを構築する「ビジネスソリューション」です。代表的な製品として、時刻表や運行情報を遠隔で更新できる「スマートバス停」があり、全国の交通事業者や自治体で導入が進んでいます。また、物流倉庫内のロボットや自動化設備を統合制御するソフトウェアも主力製品の一つです。

業界での立ち位置・強み

安川電機グループとして製造現場で培ってきた業務知識と、最新のデジタル技術を掛け合わせることができるのが最大の強みです。特に物流DXの分野では、倉庫内の自動機器を一括でコントロールするソフトウェアにおいて国内トップクラスの実績を持ちます。2026年には安川電機との合弁会社を子会社化し、製造・物流現場のDX支援体制をさらに強化しています。

注目されるテーマ・材料

深刻化する人手不足や「物流の2024年問題」を背景に、倉庫の自動化や物流DXに関連する企業として関心を集めています。また、2026年7月には米国の半導体大手NVIDIA(エヌビディア)との協業を発表しました。同社の持つ現場データとNVIDIAの最先端シミュレーション技術を組み合わせる取り組みは、次世代の工場・物流デジタル化の材料として市場の大きな注目を集めました。